視野の違いがある
愛用のカメラにだいぶ慣れてきたこのごろ、パーツにも少しずつこだわりを見せたいという欲望に駆られています。
まだそんなものを購入するには早い、とみんなに言われそうですが、どうせ撮るなら後悔のしない映像作品にしたいのが本音です。
そんな話を先輩と話していると、「レンズを買ってみたらどうだ」というアドバイスが。
レンズか、そういえばあんまり深く考えたことがない部品だな、とうなずいていました。
先輩曰く、レンズを既存のものではなく、より性能の良いものに変えると、視野が全く変わるそうです。
なんでも、望遠ズームをしたとき、拡大率が飛躍的にアップするので、アリや小さな草木もブレずに撮影できるとの事。
何だかちょっと興味が湧いてきました。
結構高い買い物
そんな話をした後、早速近くのカメラ屋に足を運んでみました。
最近はカメラのメンテナンスについても店長さんに相談していたこともあり、なかば常連のような気分で店内に入ります。
「さて、レンズとやらはどこにあるのかな」なんて浮かれ気分で販売棚を見てみてビックリ。
値段が想像していた金額より、1桁多かったのです。
カメラひとつの値段がこれくらいだから、レンズひとつじゃまぁこんなものだろ、なんて甘い考えは見事に吹っ飛びました。
なんたって、半月分のバイト代がまるまる消えてしまうくらいの金額なのですから。
このサイトを見ても、その値段の高さを実感します。
いくらこだわりたいと言っても、学生の僕には手の出せない値段でした。
>>一眼レフカメラのレンズがクソ高い理由がよくわかる動画オレ的ゲーム速報@刃
そんな現実を目にしたあと、とぼとぼと家路につき、今日の出来事について彼女に話しました。
僕と同じようにレンズの相場を知らない彼女は、目をまんまるくしながら驚きながらも、「どうせこだわるなら、とことんやってみたらいいんじゃない」とやさしく話してくれました。
半分諦めかけていましたが、この言葉に少し救われた気持ちになったのを覚えています。
先輩からの助言
翌日、学校で出くわした先輩に昨日の出来事を話しました。
すると「だったら中古のアイテムを購入してみれば」との助言が。
なるほど、確かにカメラと違って消耗品なのだから、新品のレンズにこだわる必要もないですよね。
さっそくインターネットオークションや中古ショップなどをスマホでチェック。
すると店頭で見た金額よりも2割近く安い値段で出品・販売されているのです。
これなら僕でも手が届く金額なので、購入までの道のりもぐっと短くなるなぁ、と感じました。
結局購入したもの
最終的にネットショップから購入したレンズは、Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gというアイテムです。
性能面でこだわり始めるとキリがない、と先輩から言われていたので、なるべく財布が痛くならない程度のものを選んでみました。
確かにレンズを換えて撮影してみると、驚くほどピンボケが解消されるではないですか。
まだまだペーペーの僕でも、かなり被写体に近い状態で撮影する事が出来たのはとてもうれしかったです。
アイテムひとつでこれだけ変わるなら、そりゃみんなお金を掛けてこだわるよな、なんて自分自身納得してしまう出来事でした。