ついにこの季節がやってきた
やってきました、僕の苦手な季節。
そうです、課題のある時期が近づいてきました。
元々テストや課題をこなす、というのが苦手だった僕にとって、専門学校へ進学した時に思った唯一の問題点でした。勉強自体は嫌いではないのですが、決まった期限までに何をする、というのがどうしても苦手もので…。そんなことは、言ってられないんですけどね…本当は。
それも今回は「テーマに沿った映像作り」というのが課題として挙げられていました。
テーマ自体はなんとなく頭で理解できているのですが、実際にカメラを持って撮影をしてみても自分の思い通りの作品が作れません。
まさかこんなにも早くスランプにぶち当たるとは、そう実感した日でした。
実際に社会に出てみれば映像の仕事に就くのならきっと期限が決められている中で取り組まなければならなくなります。
仕事でも課題でも締め切りに間に合わせて仕上げるということ重要なことだいうことを先生から言われていました。
確かに、自分の趣味で映像を作っていのなら、好きなだけ時間をかけて納得のいくものを作れます。
しかし映像を作成してお金を稼ぎたいということは、クライアント先から要求されているものきちんと把握し、納期までに完成させる。
これがプロだということならば今のうちからテーマにたいしてのアプローチと期限内の提出を守れるようにならなければなりません。
…頭では分かっているのですが、考えはまとまらずに時間だけが過ぎていく日々でした。
友人に相談
一人でいても解決しない、そう考えた僕は友人たちに相談してみること。
するとほとんどの人から、「みんなと同じような内容で作ってしまう」、との返答でした。
確かに課題なのだから変に凝り過ぎなくてもいいのはわかっています。
でもせっかく作品を作る時間がもらえたのであれば、ちょっとくらいオリジナリティを強めてもいいのでは、そう感じる僕がいました。
課題に対して苦手意識を持っているのに矛盾しているのでは、とつっこまれそうですが、それはそれ・これはこれ、です。
作り上げたものにはやっぱり自信を持って見せたいじゃないですか。
先輩にも聞いてみた
そんなこんなで先輩にもアドバイスを貰う事にしました。
すると「テーマについて固く考えすぎず、もう少し全体を見ながら撮ってみては」というお言葉が。
なるほど全体像か、確かにテーマそのものに目が行き過ぎていたな、と実感した瞬間でした。
先輩からのアドバイスも生かしながら、新たに作成した課題の映像は、思いのほか先生からも評判がいいものが作れました。
小さなスランプだったけど、僕にとってはよい経験にもなった出来事です。
先を見据えて何事も決めることが大事
専門学校、しかも僕のような映像制作の専門学校では「課題」を期限以内に作って提出するというのは当たり前のことです。
とはいえ、授業を受けた程度の知識で急にお題を出されて何か作れと言われてもすぐにはできないはずで、そういう点が上手くいかずに学校を辞めてしまう人も少なくありません。
僕も今通っている専門学校を決めるまでに色々と悩みました。
自分自身「期限を決めて提出する」ということが問題点だったのを理解した上で、克服できそうな専門学校かどうかを見極めるために、オーキャン検索サイトで探して行ける限りのオープンキャンパスに行きました。それこそ手あたり次第というくらいに。
あの当時、各専門学校の先輩たちに課題について話を聞いたり、授業の進め方を聞いたりしたのを思い出します。
今の専門学校に決めた理由として、オープンキャンパスでの話を参考にカリキュラムが良いことと同時に課題に対するサポートが色々とあるということを加味して選びましたね。
今思えば、色々な専門学校のオープンキャンパスに行っておいて良かったなと思います。
もしここを「なあなあ」にしていたら、自分の力量に合わない専門学校に入ってしまい進学も卒業もできない!なんてことになっていたかもしれないので。
専門学校に入ったからと言って全員がその道に進むとは言えず、その間で紆余曲折あります。色々な問題が出てきますが、学校が合わなくて退学してしまうというのは本当にもったいないことなので…先を見据えて何事も決めることが大事なんじゃないかなぁ、と僕自身思うのでした。
大学や専門学校だけでその後の人生が決まるわけではないけれど…。やっぱり影響は少なからずあるので色々な学校を比較して将来の自分に役立ててください。