自主制作映画の構想を練る日々

やっぱりやりたい

映画館を丸一日通った中で、ふと考えたのが自主制作作品についてです。
今まで簡単な映像作品しか作った事がありませんでしたが、今度はより凝ったものを作ってみたいという気持ちが湧いてきました。

とは言えまだ技術面ではペーペーな僕にとって、無理に作品制作をしても駄作が出来るだけです。
それこそ記念すべき1本目のような、見事なまでのグダグダ感が生まれてしまうことでしょう。
そうなるとやるべきことは、技術を身につけ作品制作に慣れてきたときに使う、具体的な内容の練り作業でした。

妄想している時間が楽しい

映画好きの僕としてみると、この妄想している時間がもっとも楽しい時間だと感じています。
どんな考えを具現化してみようか、こんなことを試してみればみんな驚くだろうか、なんて、頭の中で思いを膨らましていました。

ある程度考えがまとまったら、今度はスケッチブックにメモを取り溜めする日が始まりました。
想像・妄想だけでは忘れてしまうアイディアも、大きな1枚の紙に書いておけば忘れませんからね。
そうしているうちに、3ヶ月でスケッチブック3冊分が溜まってしまいました。

考えを映像にする準備段階として絵コンテというものがあります。
わかりやすく簡単にいうと、絵コンテとは漫画家さんの下書きみたいなもので、撮りたいシーンをラフな絵で描き起こしていくものです。
絵が下手な僕の大雑把すぎる絵コンテを見て友人たちは信じられないといった顔をしますが全然気にしないようにしています。
なぜならば、一番肝心なのはそれを映像にしてみた時に良いものができるかどうかだけですからね。

彼女とも話し合ってみた

紙にまとめたアイディアを元に、彼女とも自主制作映画について話し合ってみました。
僕ほどではないものの、彼女も映画が好きなこともあり、妄想話からスケッチブックの話まで一晩中語りつくしました。

そういった中で思ったことは、自分だけが満足するのではなく彼女にも満足してもらう作品を作りたい、ということです。
この先結婚して子供が生まれたとき、パパが作った作品だよ、と胸を張って見せられる映画が作れればいいな、なんてまた妄想を繰り返してしまいました。