八丈島

一期一会の映像を撮影するために日本中を飛び回る生活

一期一会の映像を撮影するために日本中を飛び回りたい

最近新しい友人ができました。僕と同じく監督を目指している人で、とても行動力があり、いつも日本中を飛び回っています。
彼曰く、本物を見ないと生きている映像は作れない、ネットや本で得た知識には限界がある、ということで、何にでも飛び込んで行くそうです。

確かに、本物を知らないと表現できないことはたくさんあります。
僕は煙草を吸わないので、煙草を吸う人がどのタイミングで煙草を吸って吐くのか、ということがよくわかりません。
そのため、登場人物全員煙草を吸わないことになってしまうのです。

最近は映画でもテレビでもあまり喫煙シーンは出て来ないので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが、やはりコンプレックスのように気になる部分です。
同じように、山奥の川で泳いだことも無いですし、サンゴ礁に群れる魚を見たこともありません。
友人のように、色々な場所に行ってみたいと思わざるを得ません。

旅が中心の生活をおくる友人

そんな友人がどうやって生計を立てているのかというと、リゾートバイトを利用しているそうです。
リゾートバイトというのは、観光地に住み込みで働くバイトのことです。
休日は好きな所に行けますし、現地のスタッフからその土地の話を聞くこともできます。
観光地なので、色々な場所から来た人とも触れ合えますし、住み込みなので家賃も必要ない。
話を聞いてると、本当に人生経験になりそうで羨ましいです。

僕も気になって求人を探してみたのですが、八丈島や伊豆諸島のような東京の離島でもリゾートバイトができるようです。

八丈島と言えば、東京都なのに船で11時間もかかるという土地です。
現在は飛行機で1時間程度あれば到着できますが、僕は船に11時間乗る、という経験をしたことがありません。
大変なことは想像できますが、実際どのくらい大変なのかは、自分で体験してみないと分かりません。
11時間船に揺られた後に上陸した八条島は、一体どんな風に見えるのか、そんな景色を自分の中にストックしていくことこそ、人生経験を積むと言えるように思えます。

友人は、次は海外に足を伸ばすそうです。
僕も置いていかれないように、国内からチャレンジしていきます。